リフォームしたい!と思うきっかけはさまざまですが、いずれにしても、まずはお客様のおすまいの健康状態を知ることが第一歩です。
リフォームしたい!と思うきっかけはどんなことだったでしょうか。困っている点や希望を具体的に書き出してみましょう。
その際、重要なのは、家族全員の意見をまとめること。同じ家で暮らしていても、感じている不満や、希望はちがうものです。ぜひ、しっかりとご家族で話し合ってみてください。そのうえで、優先順位を決めましょう。家族のコミュニケーションを楽しみながら考えられるといいですね♪
「これがしたい」という「形」で考えるよりも、「こう暮らしたい」を考えましょう。
「対面キッチンにしたい」「大容量の収納がほしい」といったリフォームのご要望をよくお聞きします。
「対面キッチンにしたい」「大容量の収納がほしい」のはなぜでしょうか。
家の中が片付かない→収納があれば解決!!
ではないのです。
たとえ、大容量の収納があっても、取り出しにくいと物が整理しにくくなり、結局は使わないものを入れておくだけ、ということになりかねません。
それよりも、どこに物があふれているか、をよく考えて、適所に使いやすい収納を設置したほうが使い勝手が良くなります。
したいリフォームが決まったら、メンテナンスとその他のリフォーム(ライフサイクルの変化への対応やグレードアップ)を併せて考えましょう。
例えば、在来工法のお風呂は寒いので、ユニットバスにしたい!と思い立ったら、給湯ボイラーや脱衣所の老朽化をチェックしましょう。
また、メンテナンスも、例えば、「外壁塗装」をするなら、雨どいもチェックしましょう。足場が必要な工事はまとめると費用が抑えられます。
リフォームに積極的で、すまいに対する意識が高く、「相見積もり」を何社も取る方がいらっしゃいます。比較するのは良いことなのですが、「価格」だけを比べるためならおすすめできません。
せっかく、見積もりを取ったなら、その金額でどこまでの工事ができるのか、また基本工事のグレードの差(下地板の厚みや細かい造作の質など、一見わかりにくいが重要なこと)などをチェックしてくださいね。