
家づくりは、ほとんどの方にとって初めてのこと。
家を建てる前に知っておいてほしいことや
建てた後にも役立つ家づくりの情報をご紹介します。
◆一年中過ごしやすく快適な住まいにするためには
秋になり、気温も徐々に下がってきましたね。
ここ広島県三次市も
朝晩は肌寒い日があります。
今回は、今からくる冬に備えて
寒さ対策について考えてみましょう。
冬のお困りごとといえば
「暖房をつけても、なかなか部屋が
暖かくならない」
というお声をよく聞きます。
また、これから家を建てるなら
「冬は暖かく、夏は涼しい家にしたい!」
家の中で快適に過ごしたいですよね。
そんな快適な家にするために重要に
なってくるのが、家の断熱性能です。
断熱性能とは「家の中からの熱の逃げやすさ」と
「家の中への日射熱の入りやすさ」の
2つの点から見る指標です。
断熱性能を向上させることは
エネルギー効率UPにつながります。
光熱費の削減だけでなく
環境保護にも貢献できる点が大きな魅力です。
♦断熱施工で快適性と省エネを実現
1.窓の断熱性能UP

株式会社LIXIL
家の断熱性能を上げるための
最大のポイントは「窓」にあります。
窓(や玄関などの開口部)は家の中で
最も熱の入りが大きい部分です。
夏の冷房時、およそ70%の熱が窓から入って
冬の暖房時には窓から逃げる熱は約50%と
言われています。
一方、壁から逃げる熱や入ってくる熱は
10〜20%だそうです。
家の断熱性能の決め手は「窓」といっても
言い過ぎではないかもしれません。
極端な話ですが、窓がない、
もしくはあってもすごく小さければ
家の断熱性能が大きく上がります。
でも、光がささない暗い部屋で風も入らず
外の景色も全く見えないとしたら
圧迫感のある住まいになるかもしれません。
朝、あたたかな光が入ってくるリビングでの朝食。
さわやかな風が通り抜ける、気持ちの良い空間。
窓は光と風をコントロールするという
大切な役割もあります。
そのため、性能の良い窓を選ぶことと
その配置が大切ではないでしょうか。
断熱効果の高い二重ガラスや
複層ガラスにすることで
熱の損失を大幅に削減できます。
枠やサッシを断熱性能の高い樹脂や
木製のものとすることで
高い省エネ効果が期待できます。
リフォームやリノベの場合
壁を壊さずに窓を取り替えたり
今ある窓に「内窓」を取り付けたりすることも
できます。
また、工事期間も1時間~約半日ほどで
済みます(現場の状況によります)。
2.外壁や屋根の断熱回収、床下の断熱強化

外壁や屋根に断熱材を施工することで
家全体の断熱性能を向上させます。
これにより、冬場の暖房効率が上がり
エネルギー消費を大幅に削減できます。
材質には、再生素材や自然素材など
環境に配慮したものを使用することも可能です。
また、床下の断熱性能を強化することで
底冷えを防ぎ、暖房効率を高めます。
特に床暖房を設置する場合は、
熱効果を高めるために床材の選択にも
工夫が必要です。
◆エコ設備の導入で効率的なエネルギー管理
1.太陽光発電システムの導入

自宅で使う電力を太陽光発電で補い、
余った電力を売電することで光熱費を
大幅に削減できます。
自宅で使う電気を賄うことができれば
昨今の電気代の高騰による影響も
最小限で済むのではないでしょうか。
また、蓄電池が必要にはなりますが
太陽光発電システムで発電した電力は
有事の際の非常用電源にできます。
台風や地震などの災害が多い昨今の
備えとしても活用できます。
初期コストやランニングコストはかかりますが
太陽光発電システムから得られる電力を自家消費し、
また売電することでランニングコストは
十分にまかなえます。
(ただし、お住いの環境などによります)
太陽光発電システムの購入には
自治体や国の補助金を活用できる場合もありますので
事前に確認しておきましょう。
2.省エネ給湯器やエコキュートの導入

従来の給湯器に比べて効率的にお湯を沸かす
省エネ型給湯器(エコキュート)を導入することで
ガス代や電気代を削減できます。
エコキュートはヒータを使って加熱するのではなく
空気の熱を利用して少ない電力で
お湯を作り出します。
電気だけでお湯を作る場合と比較すると
電気消費量は1/3といわれています。
また、資源エネルギー庁によると
家庭内のエネルギー消費の約30%が
「給湯」に使われているそうです。
環境への負荷を軽減しつつ
家庭内でのエネルギー利用を効率化できます.
3.断熱性能の高い換気システムの導入

換気は家全体の空気を入れ替えるために
必要ですが、そのまま外気を取り込むと
冷暖房の効率を下げる原因にもなります。
換気システムは、室内の空気を外の空気と
交換することで
室内に新鮮な空気を取り入れる役割があります。
換気の種類には、第一種換気、第二種換気、
第三種換気の3種類があります。
そのうち第一種換気は
給気と排気を機械によって行います。
第一種換気には
そのほとんどに熱交換システムが搭載されています。
これにより、冬には、室内の暖かい空気を
逃がさずに換気が可能です。
(もちろん、夏はその逆ですね。)
快適さを保ちながら省エネ効果を実現します。
初期コストやランニングコストはかかりますが、
冷暖房の効率化だけでなく、
結露やカビの発生で
住まいを傷めるリスクを減らすことにもつながります。
◆省エネ施工のコストのポイント
1.投資額と光熱費削減のバランス
省エネ施工の多くは初期投資費用がかかります。
ただ、長期的な光熱費の削減効果により
数年以内にコストを回収できるケースが多いです。
特に、断熱や太陽光発電の導入は
エネルギー消費を大幅に削減できるため
長期的な視点でのリターンが期待できます。
2.補助金の活用
自治体や政府が提供している省エネ施工
(新築・リフォーム)向けの補助金や
暫定制度を活用すれば、負担額を軽減できます。
工事前にしっかりと調査し
申請方法を確認しておくことが重要です。
例えば、「住宅省エネ2024キャンペーン」

家庭部門の省エネを強力に推進するため
住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の
導入等の住宅省エネ化を支援する
「住宅省エネ2024キャンペーン」が始まっております。
住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入など
住宅省エネ化を支援する4つの補助事業の総称です。

リフォームと新築、両方に補助金がありますよ。
詳しくは、家づくり工房~仮野工務店~まで
お気軽にお問合せください。
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