家づくり工房 仮野工務店

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2024/10/09

今こそ節約!秋に始める省エネ施工

家づくりは、ほとんどの方にとって初めてのこと。

家を建てる前に知っておいてほしいことや、建てた後にも役立つ家づくりの情報をご紹介します。

◆一年中過ごしやすく快適な住まいにするためには

秋になり、気温も徐々に下がってきましたね。朝晩は肌寒い日もあります。

家の中で快適に過ごすために、今回は、今からくる冬に備えて

寒さ対策について考えてみましょう。

これから家を建てるなら

「冬は暖かく、夏は涼しい家にしたい!」

また、今のお住まいで

「せっかく暖房をつけてもなかなか部屋が暖かくならない」と

お困りの方もいらっしゃると思います。

やはり、家の中では快適に過ごしたいですよね。

そんな快適な家にするために重要になってくるのが、家の断熱性能です。

断熱性能とは「家の中からの熱の逃げやすさ」と「家の中への日射熱の入りやすさ」の

の2つの点から見る指標です。

断熱性能を向上させることは、エネルギー効率UPにつながり、

光熱費の削減だけでなく、環境保護にも貢献できる点が大きな魅力です。

断熱施工で快適性と省エネを実現
1.窓の断熱性能UP

株式会社LIXIL

家の断熱性能を上げるための最大のポイントは「窓」にあります。

窓(や玄関などの開口部)は家の中で最も熱の入りが大きい部分です。

夏の冷房時、およそ70%の熱が窓から入って

冬の暖房時には窓から逃げる熱は約50%言われています。

一方、壁から逃げる熱や入ってくる熱は10〜20%だそうです。

家の断熱性能の決め手は「窓」といっても言い過ぎではないかもしれません。

極端な話ですが、窓がない、もしくはあってもすごく小さければ

家の断熱性能が大きく上がります。

でも、光がささない暗い部屋で風も入らず、外の景色も全く見えないとしたら

圧迫感のある住まいになるかもしれません。

朝、あたたかな光が入ってくるリビングでの朝食。

さわやかな風が通り抜ける、気持ちの良い空間。

窓は光と風をコントロールするという大切な役割もあります。

そのため、性能の良い窓を選ぶことと、その配置が大切ではないでしょうか。

断熱効果の高い二重ガラスや複層ガラスにすることで

熱の損失を大幅に削減できます。

枠やサッシを断熱性能の高い樹脂や木製のものとすることで

高い省エネ効果が期待できます。

リフォームやリノベの場合、壁を壊さずに窓を取り替えたり

今ある窓に「内窓」を取り付けたりすることもできます。

また、工事期間も1時間~約半日ほどで済みます(現場の状況によります)。

2.外壁や屋根の断熱回収、床下の断熱強化

外壁や屋根に断熱材を施工することで、家全体の断熱性能を向上させます。

これにより、冬場の暖房効率が上がり、エネルギー消費を大幅に削減できます。

材質には、再生素材や自然素材など、環境に配慮したものを使用することも可能です。

また、床下の断熱性能を強化することで、底冷えを防ぎ、暖房効率を高めます。

特に床暖房を設置する場合は、

断熱効果を高めるために床材の選択にも工夫が必要です。

◆エコ設備の導入で効率的なエネルギー管理
1.太陽光発電システムの導入

自宅で使う電力を太陽光発電で補い、

余った電力を売電することで光熱費を大幅に削減できます。

自宅で使う電気を賄うことができれば、昨今の電気代の高騰による影響も

最小限で済むのではないでしょうか。

また、蓄電池が必要にはなりますが、太陽光発電システムで発電した電力は

有事の際の非常用電源にできます。

台風や地震などの災害が多い昨今の備えとしても活用できます。

初期コストやランニングコストはかかりますが

太陽光発電システムから得られる電力を自家消費し、

また売電することでランニングコストは十分にまかなえます

(ただし、お住いの環境などによります)。

太陽光発電システムの購入には、自治体や国の補助金を活用できる場合もありますので

事前に確認しておきましょう。

2.省エネ給湯器やエコキュートの導入

従来の給湯器に比べて効率的にお湯を沸かす

省エネ型給湯器(エコキュート)を導入することで

ガス代や電気代を削減できます。

エコキュートはヒータを使って加熱するのではなく、空気の熱を利用して少ない電力で

お湯を作り出します。

電気だけでお湯を作る場合と比較すると、電気消費量は1/3といわれています。

また、資源エネルギー庁によると、家庭内のエネルギー消費の約30%が

「給湯」に使われているそうです。

環境への負荷を軽減しつつ、家庭内でのエネルギー利用を効率化できます.

3.断熱性能の高い換気システムの導入

換気は家全体の空気を入れ替えるために必要ですが

そのまま外気を取り込むと、冷暖房の効率を下げる原因にもなります。

換気システムは、室内の空気を外の空気と交換することで

室内に新鮮な空気を取り入れる役割があります。

換気の種類には、第一種換気、第二種換気、第三種換気の3種類があります。

そのうち第一種換気は、給気と排気を機械によって行います。

第一種換気には、そのほとんどに熱交換システムが搭載されています。

これにより、冬には、室内の暖かい空気を逃がさずに換気が可能です。

(もちろん、夏なその逆ですね。)

快適さを保ちながら省エネ効果を実現します。

初期コストやランニングコストはかかりますが、

冷暖房の効率化だけでなく、結露やカビの発生で住まいを傷めるリスクを

減らすことにもつながります。

◆省エネ施工のコストのポイント
1.投資額と光熱費削減のバランス

省エネ施工の多くは初期投資費用がかかります。

ただ、長期的な光熱費の削減効果により

数年以内にコストを回収できるケースが多いです。

特に、断熱や太陽光発電の導入は、エネルギー消費を大幅に削減できるため

長期的な視点でのリターンが期待できます。

2.補助金の活用

自治体や政府が提供している省エネ施工(新築・リフォーム)向けの補助金や

暫定制度を活用すれば、負担額を軽減できます。

工事前にしっかりと調査し、申請方法を確認しておくことが重要です。

例えば、「住宅省エネ2024キャンペーン」

家庭部門の省エネを強力に推進するため

住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入等の住宅省エネ化を支援する

「住宅省エネ2024キャンペーン」が始まっております。

住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入等

住宅省エネ化を支援する4つの補助事業の総称です。

リフォームと新築、両方に補助金がありますよ。

詳しくは、家づくり工房~仮野工務店~まで

お気軽にお問合せください。


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