家づくり工房 仮野工務店

Construction Example施工事例

三世代が快適に暮らすためのリノベーション

三世代の大家族が賑やかに暮らす家。
小さな子供達が大きくなってきて、部屋が必要となってきたけれど、何にも使えないただの大空間と謎の廊下と空間がある2階。
みんなが快適に過ごすために、家族のライフステージの変化に対応したリノベーションを行いました。


実は、ご両親が新築された際、急きょ階段の場所を変更されたそうで、最初に階段がつくはずだった場所にそのまま廊下がつくことに。本当は四部屋作れるはずが、2階に上がってすぐに大空間が広がり、部屋が二つと、使わない廊下がある使い勝手の悪い2階でした。
上がってすぐの大空間は、部屋として独立していないので、もちろん空調が使えず、特に冬は寒くて何もできない空間に。
そこで、ご家族のライフスタイルをヒアリングし、狭い二部屋を作るよりも、広い寝室を一部屋、そして、趣味の部屋として使える小部屋を作りました。
小部屋にはミニキッチンと冷蔵庫を置いていています。将来、部屋として独立させられるように、後からでも建具を入れられるようにしてあります。
階段が暗くならないように、壁に明かり窓をプラスしました。

床と壁にはふんだんに無垢板を使った、落ち着いた寝室に。照明は、光量を調整できるダウンライトを。
階段を上がると、木の匂いがほのかに香る
ご夫婦の服がたっぷり収納できるクローゼットと、布団や収納ケーズに合わせたサイズのミニ押入れ。アクセントの青いクロスで爽やかな寝室に。
クローゼットと押し入れの内部にも無垢板をあしらって、湿気のたまりやすさを解消
建具の色を濃い茶色にして、メリハリのきいた空間に。
床と壁にはふんだんに無垢板を使い、木のにおいがほのかに香る、落ち着いた寝室に。照明は、光量を調整できるダウンライトを。
小部屋にはミニキッチンを。趣味を楽しむ場所に。
階段を上がると、使いようにない大空間。左手手前は二部屋、左手奥は廊下と謎の空間。
階段を上がってすぐは部屋として独立していない約12畳の大空間

家族が少ない時に両親が建てた家で、部屋として使えない場所が多く、使い勝手の悪い我が家。ライフスタイルの変化に対応できず、ただただ広いだけの使えない空間が広がっていた二階でした。

無垢板がふんだんに使われていて、とても落ち着く寝室になりました。部屋に入るときにほのかな木の香りに癒やされます。壁の上部と天井が白いクロスなので、いい感じの抜け感です!
照明は光量が調節できるので、寝る前の読書では明るく、眠るときには暗くできてとても便利です。小部屋はミニキッチンもあって、趣味のアクセサリー作りやゆっくり読書を楽しむのにぴったりの空間になりました。狭いので、逆に落ち着くんですよね。