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家を建てたいな、と考え始めたとき、まずは家の外観をイメージされる方が
多いと思います。
「和モダンがいいな」
「北欧風が好き」
家の外観を左右する要素はいくつかあります。
外壁の種類や色、窓の大きさなど。
その中でも、家の印象に大きく影響する要素の一つが「屋根」です。
屋根の形によって、スタイリッシュな雰囲気になったり
柔らかな印象の家になったりします。
内装と違って、家の外観は後から大きく変えるのは難しいもの。
好みやこだわりをしっかりご家族で話し合って、反映させたいですね。
また、屋根は形状が異なれば機能も大きく異なります。
メリット、デメリットを理解して、どのような屋根材と形状にするか考えることが大切です。
注文住宅を新築する上で、絶対に知っておきたい屋根の選び方について
ポイントをお伝えしていきたいと思います。ぜひ参考にしてくださいね。
1.屋根の役割
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屋根の基本的な役割としては
- 雨風や日差しから守る
- 地震や台風などの自然災害から守る
- 住まいの温度調節
- 火事や騒音から守る
- 外観のデザイン・機能性を高める
屋根に不具合が生じると、雨漏りが起こって住まいの耐久性なども落ちてしまいます。
屋根が雨や日差し、風などから守ってくれるからこそ、私達は安心して暮らせるのですね。
また、住まいの屋根は外観のイメージに大きく影響します。
最近では、太陽光発電の設置場所としての役割もあります。
2.屋根の種類【形状】
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住宅に使われる最も代表的な屋根の形状は、4種類です。
- 切妻(きりづま)屋根
- 寄棟(よせむね)屋根
- 片流れ屋根
- 陸(ろく)屋根
それぞれの特徴をご紹介します。屋根の形によって特徴が異なりますので、
屋根に期待する役割の優先順位をチェックしながら、最適なタイプを見つけましょう。
【切妻屋根】
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日本で最も一般的な屋根なのが、「切妻屋根」です。
折り紙を真ん中で折ったような形状ですね。
メリット
構造がシンプルなため、建築コストも安い傾向にあります。
その上、雨漏りにも強く、メンテナンス費用も抑えられます。
シンプルゆえに、和風・洋風・モダンなど、どのようなデザインにも合います。
デメリット
多く使われているデザインなので、個性を出しにくいという面もあります。
しかし、基本的にどの屋根材とも相性がよいので、カラーや素材にこだわって
デザイン性を高めましょう。
また、側面に雨風や太陽光が当たりやすいため、外壁が劣化しやすいというデメリットもあります。
【寄棟屋根】
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日本では、切妻屋根の次に多く採用されている屋根の形です。
中心にある大棟から四方向へ向かって傾斜している屋根のことです。
メリット
建物のどの方向にも屋根があるので、どの方向から見てもバランスがよく見えます。
外周部のすべてに軒先があり、切妻屋根よりも柔らかな印象をうけます。
和風・洋風のどちらのデザインにもなじみます。
切妻屋根に比べると水はけがよいです。
デメリット
一方で、接続部分が多いため、切妻屋根に比べると雨漏りの可能性が大きくなる
可能性があります。
定期的なメンテナンスをしっかりとしましょう。
【片流れ屋根】
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一方向にのみ傾斜がついている屋根です。
スタイリッシュな印象が人気を集めており、デザイン性の高さが魅力的な屋根ですね。
メリット
非常にシンプルな形なので、施工の労力も少なく、建築費用を節約できるます。
屋根が大きくなるので、太陽光発電のパネル設置に向いています。
デメリット
雨漏りの可能性が大きいことです。
屋根の頂上部についた雨水が、屋根の裏面をつたって室内に侵入
しやすいからです。
屋根のない方の外壁は雨や太陽光などの影響を受けやすくなります。
また、雨や雪が片側に集中してしまうため、雨どいに負荷がかかりやすくなります。
【陸屋根】
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傾斜のない、フラットな屋根です。「平屋根」や「フラット屋根」とも
呼ばれています。
といっても、雨水を排水するためにわずかな傾斜は設けられています。
家全体をキューブの形にでき、スタイリッシュでモダンな印象が人気です。
メリット
屋上を生活スペースの一部として活用できるのは、大きなメリットです。
例えば、ベランダとして洗濯物を干したり、バーベキューや
家庭菜園を楽しむのもいいかもしれません。
通常の屋根と違って、出入りが簡単なのでメンテナンスがしやすいのも
魅力的。
通常の屋根のように、足場を組む必要がありませんので、修繕工事などの際に
コストが下がる可能性があります。
デメリット
屋根に傾斜がないため、水はけが悪くなります。
雨漏りを発生させないためには、しっかりとした防水処理が必要です。
防水素材も経年劣化しますので、定期的なメンテナンスは重要です。
また、夏場は最上階の室内が暑くなりやすいです。
家に当たる太陽光の熱を吸収する、空気層の役割を果たしてくれる
屋根裏空間がないためです。
まとめ
今回は代表的な4つの屋根の形状について解説しました。
屋根の形形によってメリットやデメリットがあります。
また、建築基準法による規制等で作れる屋根と作れない屋根が
ある場合もありますので注意が必要です。
屋根の形状による特徴をしっかり理解した上で、
素材や予算、求める機能の優先順位を決めていきましょう。
皆さんの素敵な家づくりを応援しています!
ご家族でしっかり話し合われるのもよいのですが、デザイン性や機能性、予算のバランスが
とれたプランにするには、プロに相談するのが近道です。
家づくり工房 仮野工務店では、実際の施工担当者がお打ち合わせから
対応させていただきます。ぜひ、お気軽にご相談ください。
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